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【必見】大学選びや就職でやりたいことが見つからない人へアドバイス

高校生で、やりたいことが見つからず、大学に行くべきか迷っている人は多いのではないだろうか。また、高校生・大学生で、就職を前にどういった仕事に就くか悩んでいる人もいるだろう。かつて僕も、全く同じ状況だった。人生の先輩として、そんな人達へアドバイスをしたいと思う。

大学へ入った後、何をして良いかわからないという人には、以下の記事を参照してもらいたい。

1.やりたい事が見つからないなんて、「普通」

まず、悩みの種である「やりたいことが見つからない」ということだが、これは結構普通のことである。僕はアラサーなのだが、昔からやりたいと思っていた事をビジネスでやれている奴なんて、そうそういない。
また、すでに夢や目標がある人が周りにいて、羨んだり焦ったりすることもあるだろう。しかし、そういった人は逆に、いざその仕事に就いたりすると、想像以上に辛かったり、自分のイメージと違っていたりすることが往々にしてある。
実際のビジネスは、泥臭くて嫌な思いをしながらやらないといけない事がたくさんある。理想と現実のギャップに打ちのめされ、リタイアすることも多い。

そのため、やりたい事がないからといって、無理に焦ってやりたいことを見つける必要はないのだ。

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2.アドバイス!やりたいことが見つからない人がやるべきこと

では、次にやりたいことが見つからない人は、現状で何をするべきか。語っていきたいと思う。

①"就職vs進学"?とにかく良い大学へ入っておけ!

高校生の中には、やりたい事がなく、就職するか進学するか迷っている人もいるはずだ。そんな人こそ、とにかく良い大学へ入るべきなのだ。理由を述べたいと思う。

自信がつく
良い大学へ入るには、それなりの努力が必要だ。その努力の過程で、辛いことや何らかの壁にぶつかる事も出てくる。そうやって乗り越えた経験というのは、(今になって思うが)自信となって将来に役立つ。例えば、ライバルとなるような人間が出てくれば、「あんな奴に、俺が負けるわけねぇ!」と思えるし、プロジェクトで課題解決をしなければならない場面では、「あの時の辛い思いに比べたら、こんなこと屁でもない!」と思える。こういった自分の中の"プライド・矜持"を育み、自信をつけられた事が、良い大学に入る一番のメリットと思う。

周りの優秀な人間から刺激をもらえる/人脈ができる
無論、良い大学には優秀な人間が集まる。優秀な人間が周りにいると、自分も何かやらねば!と思うものだ。色んな考えを持ち、活動をしている人がいる環境に身を置けば、やりたい事も出てくる。そして、学生時代にできた人との繋がりは損得勘定なしで一生続くことが多い。人生の財産にもなる。

就職時にも有利(保険として有効)
一握りの才能ある人間以外の、大多数の人にとっては、やはり良い大学に入ることが一番安全で"成功"する可能性が高いルートだ。良い大学に入っておいて、後からやりたい事が出てくればそっちにリソースを投下すれば良い。仮にそこで失敗しても、大学に入っておけば最悪就職もできる。でも、例えば最初から「youtuberになる!」といって頑張って芽が出なかったとしたら、そこから挽回することは厳しくなる。

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こういった理由で、とりあえず良い大学に入っておくことを勧める。

また、やりたい事がないとすると、学部選びなんかも迷うだろう。そうなったら、なるべく"潰しのきく"学部を選ぶ事をオススメする。選択肢を狭めると、後から方向転換しづらい。どちらでも選択できる状態であれば、"文学部"より"経済学部"を選ぶべきだし、"文系"より"理系"を選ぶべきなのだ。

そして、大学でかかるお金が・・と家庭事情を気にしている人がいれば、素直に親に相談してみよう。この大学に入りたい!と宣言し、情熱を伝えよう。良い大学に入って、給料がたくさんもらえる職に就き、大学費用は全て返す!くらいの意気込みをもって話せば、納得してくれるはずだ。親も親で、自分の子供が良い大学に入ってくれれば誇らしいもので、子供の頑張りは応援してくれるものだ。

僕も私立の大学に入って一人暮らしをしたため、金銭面では親に多大な迷惑をかけたが、今では本当に感謝をしている。

②どんな仕事に就くべきか?はそんなに重要ではない

結論から言おう。どんな仕事に就くべきかはそれ程重要ではない。これまで生きてきた中で、ある程度の興味があったり、将来に需要がありそうな職種を選ぶと良いと思う。

好きこそものの上手なれ、という言葉があるが、これを信じて「好きなものを仕事にしなければいけない!」と思い込んでいる人もいるのではないか。

特に最近は、youtuberに影響されている人もいると思う。僕も、レペゼン地球の動画には大きく心を動かされた。

でも、君はこんな経験はないだろうか?

  • 今はめちゃめちゃ仲が良い友人だが、第一印象は最悪だった
  • 彼女彼氏とは最初付き合うとは思ってなかった。が、今となれば気の合う恋人同士である

何が言いたいかと言うと、人間の脳は因果を錯覚しやすくなっている。

1つ目で言うと、第一印象では最悪だったものの、定期的に関わる機会があってたくさん話していると、友達のように思えてきたりする。
2つ目で言えば、大人になるとままある話だが、告白をして恋人となる前に、そういった行為に及ぶことがある。そんな行為や手をつないだりハグしたり、恋人同士がするような行動をしていると、脳が因果を錯覚して、「あれ、この人の事好きなのかもしれない」と考えるようになる。つまり、通常は好き⇒恋人同士の行為となるはずが、恋人同士の行為⇒好きと錯覚する。

こういった現象は、仕事に関しても起きうるのだ。最初は興味が無いと思っていた仕事でも、無我夢中で頑張る。そうすると、その仕事のスキルがあがって周りよりもうまくこなせるようになったり、得意になったりする。そうなると、なんだかその仕事が好きになってくるのだ。そうすると、余計にその仕事を頑張るようになるという正のループに入っていく。

つまり、好きこそものの上手なれ、という言葉は間違っていないが、スタートは「好き」だけではなく、「まずは上手になること」も該当するのだ。こういった意味で、どんな内容の仕事に就くべきかはあまり重要ではないのだ。

③全力で頑張る環境に身を置くこと

①②を説明したわけだが、いずれにせよ”全力で頑張ること”が重要になってくる。しかし、逆説的だが、やりたいこと(目標や夢)がないから身が入らないという人もいると思う。そういった場合、どうすれば良いか。それは、まずは環境を作ることだ。

人間が変わる方法は三つしかない。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変らない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

大前研一(著)『時間とムダの科学』プレジデント社(2005)

これは、超一流の外資系戦略コンサルティングファームである、元マッキンゼー日本支社社長 大前研一さんが著書で提唱された言葉だ。

時間とムダの科学 (PRESIDENT BOOKS)

勉強であれば、これから「明日から毎日10時間勉強する!」と決めるのではなく、学習場所を変えたり、塾に通うなどして優秀な人間の中で勉強するようにしよう。
何かのスキルを身につけるのであれば、バイトでも良いので実際にビジネスとしてお金を稼ぐようにしよう。ビジネスとして始めることで、否が応でもスキルを身につけなければならない環境に身を置くようにする。こういった事が重要なのだ。

努力していれば、"やりたい事"が必ず見つかる

努力をしてもがき続けることで、しだいにやりたい事は見えてくる。そして、それは仕事と生活のワークライフバランスを考えるきっかけにもなるだろう。

幸いにも、昨今の時代の流れとして終身雇用制度は崩れつつあり、昔のように新卒で選んだ会社の影響力というのは小さくなった。

仕事選びに失敗したと思ったら、転職すれば良いし、今の時代に珍しいことではない。また、働き方改革の流れで副業を解禁する企業も増えてきた。お金を稼ぐ方法は本業で頑張るだけではない時代になってきた。

まとめになるが、進学するかいなかで迷っているならば、今は一生懸命勉強し、良い大学に入る。就職するタイミングであれば、今現在興味があること・時流に乗った仕事に就き、がむしゃらに頑張ること。やりたい事が見つかれば、転職すれば良いし、転職が問題になるような時代でもない。

やりたい事がなくても、無理にやりたいことを見つけようとせず、見つかるまでチャンスを待っておけば問題ない。

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