千疋屋―。それは、僕のような田舎者には特に羨望の的となる存在であった。そこに置かれる商品はいかにも高級そうな出で立ちをしており、大人になったらいつか食べたいと思っていたものの1つである。
今回は、そんな千疋屋のフルーツフィナンシェを食べる機会があったので、その口コミとしてレビューをしていきたいと思う。
1.千疋屋とは?
まずは千疋屋について解説していきたいと思う。
千疋屋は、現在3社存在する。下記の3つである。
- 千疋屋総本店(東京・日本橋)
- 京橋千疋屋
- 銀座千疋屋
京橋の千疋屋と、銀座の千疋屋は、総本店から暖簾分けされた別の企業である。
総本店は、江戸時代に誕生した。当時の千疋村(現在の埼玉県越谷市)の農作物を江戸に船便で運び、販売をしていたのがルーツだ。
時が進むにつれて、繁盛するとともに、取り扱う果物に強いこだわりを持つようになった。高級路線へと転換し、その後も脈々とその意思が引き継がれ、現在の千疋屋に至るわけである。
より詳しく知りたい場合は、千疋屋のHPを参照するとよいだろう。
2.千疋屋のフィナンシェを食べるに至ったきっかけ
レビューをするにあたり、そもそも僕が千疋屋のフィナンシェを食べるに至ったきっかけをお話しよう。
それはズバリ、結婚式の引き出物としていただいた。
こちらの記事にて書いたのだが、引き出物がカタログギフトの形式になっていた。
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そこで、自分ではなかなか買うことができない千疋屋のフルーツフィナンシェを選択した。
将来に、上司にお中元とか送るときを考えて、千疋屋の味を知っておくのも良いと思ったわけだ。ちなみに言うと、結婚の予定は全くない。
千疋屋には、今回のフィナンシェや、その他にもフルーツを用いた商品が多い。焼き菓子であるフィナンシェの他にも、ゼリーやジュースなど、贈り物として喜ばれる商品のレパートリーが多い。
3.千疋屋のフルーツフィナンシェのレビュー【写真多数!】
それでは、千疋屋フルーツフィナンシェのレビューに移りたいと思う。
実際に届いた商品がコチラ。
銀座 千疋屋の包装に見事に包まれている。これを見たかった。
そして、その包装紙を剥がした姿がコチラ。
こちらも高級感漂う箱に入っている。ここにもデカデカと千疋屋のマークが入っている。そして、箱を開けると・・
デン!!!
フルーツフィナンシェのおでましである。12個入り。
味は4種類あって、ストロベリー、パイナップル、マロン、アップル。
そしてリーフレットの説明はこんな感じ。
では、それぞれの味について。
ストロベリーから。
まず開けた瞬間から、いちごの香りがすごい。フィナンシェの上には、いちごの果肉が乗っており、高級感が漂う。
そして、食すと、バターがふんだんに使われていて、美味しい。
味が凝縮されているというか、すごく濃いが、重すぎるということはなく、フルーツの酸味で良いバランスとなっている。そして、1つ食べたときの満足感がすごい。
続いてはパイナップル。
こちらも、上にパイナップルの果肉が乗っている。食べると、ストロベリーに比べると酸味は少なく、ココナッツが入っているためその味と食感がアクセントになる。こちらも美味い。
次に、アップル。
アップルは、りんごジュースが如く全面にアップル感を押し出してきている。アップルの爽やかな甘みが感じられる。もちろん美味い。
最後に、マロン。
正直、個人的には一番期待をしていた味である。
何を隠そうモンブランが大好きな僕は、このマロンを食べたいがために、フィナンシェを頼んだと言っても過言ではない。
そして、開けた瞬間も栗の風味豊かな香りがする。匂いでわかる。これは確実に美味いと。
では、いざ食す。
もはや何も言うまい。完璧な美味さ。
このバターと栗の融合がハンパなく、筆舌に尽くしがたいため、ぜひ一度食べていただきたい。
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4.内祝いにも?千疋屋のフィナンシェが喜ばれる理由を考えた
お中元や内祝いにも用いられる千疋屋の商品だが、なぜ喜ばれるかを考えてみた。
伝統を兼ね備えたブランド力
まずは、最も偉大なブランド力である。千疋屋というわかりやすいネームバリュー。誰もが普段は買わないような「良いもの」をもらったという気になれる。
フルーツというわかりやすい「高級感」
ブランド力に加えて、こちらもわかりやすい"フルーツ"という高級品(を用いたもの)をもらえるわけである。千疋屋が目指している「ひとつ上の豊かさ」を象徴しているわけだ。
間違いない美味しさ
そして最後に、美味しさである。こういった贈り物の中には、結構当たり外れがあるが、ブランドが裏打ちする間違いのない美味しさがある。これを買っておけばまず外すことがないという安心感だ。
5.まとめ
というわけで、千疋屋のフィナンシェを食べてみた感想をまとめた。
これまで口にすることが無かった千疋屋の商品だが、憧れていた通り、想像していた通り美味しかったため、いつか贈り物で用いようと思う。